うつ病になって目が覚めた!

人生を考えるきっかけとなったうつ病。残りの人生をエンジョイするための気づきのヒントを皆で共有しましょう。

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再発の泥沼状態

   

102-00

一度はうつ状態との診断を受けたものの、有給を取得しながらだましだまし出社しつづけるうちに、だんだんと体調は回復し、私は自己判断で通院&服薬を止めたのでした。この判断が間違っていたことに気づくのはしばらく先のことになります。

再発のキッカケは突然やってきた・・・

うつの症状が初めて発症してから約2年が過ぎた頃です。

私は就職当初の係から、別の係に異動となり、業務にも慣れてきた頃でした。仕事の出来る有能な上司と2人体制で仕事を回していました。すっかりと体調は良くなり、以前と同じように仕事に取り組んでいました。

年度末の異動の時期となり、私の上司の交代が発表されました。次に配属される予定の上司は、以前から面識があり、人間的にも素晴らしい非常に優秀な人物でした。厄介な上司にあたらずに私はホッと胸をなでおろしましたのを覚えています。

しかしながら、翌日から徐々に私の体調は変化していきました。2年前のうつ状態時と同じような症状が、私の体に表れたのです。しかも、2年前よりも悪化した症状として再発したのです。朝起きられず、手足は痺れ、下痢・吐き気もひどかったです。

102-01

根拠の無い不安に押しつぶされていく日々

当時は何が原因で体調が悪化したのか分かりませんでしたが、後の自己分析でその原因が分かってきました。(後に受講することになるリワークプログラムでは、病気の発症時の自己分析を徹底的におこないます。)

初発時においてうつの原因となった「上司の異動」が心理的なトリガーとなって、「また、私1人に全ての仕事が押しつけられるのではないか」という不安・恐怖が、私の心の中に巻き起こったのです。

もちろん、そんな不安や恐怖は、全く根拠のないモノなのですが、うつに対してあまりに無知だった私には、その不安・恐怖を払拭する事はできず、日毎に体調は悪化していきました。

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負のサイクルへ突入

私は即座に通院を再開すると共に、部長と相談の結果、2週間程度の病気休暇を取得することとなりました(この時点ではまだ”休職”ではありません)。休暇中は家で何もせず、一日中布団の中で過ごしていたのを覚えています。(ため息ばかりの生活で、本当に妻にはつらい思いをさせてしまいました)

まとまった期間の休みをもらうことで、少し体調が回復します。職場に戻れば、自分の仕事を押しつけてしまう形になった先輩に対しても懺悔の気持ちで一杯です。そのため、今までの遅れを取り戻そうとして、ついつい自分の能力を超えて”頑張って”しまいます。

その結果、業務上ちょっとしたトラブルが発生すると、また体調が悪化してしまい、短期の休暇を取得するという悪循環!!どうしようもないですね。

102-03

結局、このような状況が1年間ほど続きました。

うつは非常に再発しやすい病気です。そして、再発を繰り返すたびに、更に再発しやすくなり、さらにはストレスに対する耐性も低くなっていきます。私はその泥沼状態に少しずつはまっていったのです。

こんな状況をみかねた部長は、私に休職とリワーク支援プログラムの受講を勧め、私はこれに参加することとなったのでした。(続く)

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